vvvv入門5

こんにちは、今回もspreadに関して解説します。

が、その前にインスペクターを使ってみようと思います。

 

vvvv実行時にCtrl+Iを押すだけで表示されます。

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ノードをクリックするとインプット、アウトプットの各パラメータが表示されます。

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それではLinearSpreadを出してください。

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ちょっとしたテクニックですが、IObox(Enumerations)を出してLinearSpreadに繋げてください。

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Styleを右クリックしてListにすると

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IOboxで選択しやすくなりました。

次にSpread CountにつないだIOboxのインスペクタをいじりましょう。

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スライダーを作ることができました。

もっと色々なスライダーも作れるので、ヘルプを見てみましょう。このヘルプを参照にする作業は今後多用するでしょう。

IOboxを選択しF1キーを押します。

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これは非常に便利ですね、vvvvではほとんどのノードにヘルプが用意されているので慣れてきたら未知のノードもヘルプを見たら使い方がわかるようになります。(そのころにはこのブログも卒業ですかね?)

 

さて、それでは本題に入ります。

まず以下のように配置し、LinearSpreadインスペクタを見てみます。

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LinearSpreadのピンについて解説します。

・Input  中心となる値。

・Width  Outputの上限、下限を決める。

・Phase  数値をずらしループさせる。

上のパッチだとInputが0でWidthが1.0なので、下限が-0.5、中心が0、上限が0.5です。

で、Alignment(整列方式)に関してはこちら。

・LeftJustified  下限を固定する

・RightJustified  上限を固定する

・Centerd      中心から左右対称

・Block     上限、下限を固定する

 実際に選択して試す方がわかりやすいです。

 

LinearSpreadをTranslateX、Yに入れたときの動作についてです。

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上の挿入ではタイル状に配置できないのは確認しました。

天下り的にですが以下のようにします。

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TranslateXにWidthが0のスプレッドをいれ、スプレッド数をTranslateYの数以上にしましょう(ここでは同じ値をとっています)。インスペクタをみてどうなっているか考えてみるのも良いですね。

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少し応用したら3Dでも同じことができます。

3Dに関しては次回以降にするとしてこの辺で。