vvvv入門4
今回はvvvvで非常に重要なSpreadという複製を行うノードを使ってみます。
いつものようにQuadとTransformを置いておき、新しくLinearSpreadノードを出してください。
Spread Countを3にしてTranslateXにつなげてみましょう。
....微妙ですね。
ScaleXとScaleYをうまく調節してみてください。
するとQuadがX方向に複製されていることがわかりますね。
あとはWidthを触ってみましょう。
同じものをTranslateYにもつなげてみると...
こんな感じ。
え?これじゃないの!?
と思った方、僕も初めは思いました。
タイルやルービックキューブみたいににするには少し頭を使わなければならないので次回解説します。
気を取り直して画面を初期に戻して、今度はまた新しいノードCircularSpreadを出してください。
OutputX,YをTranslateX,Yに繋げ、Spread Countを上げます。
自分でWidthとHeightを触ってみましょう。
ちなみにこのノードのFactorやPhase、TransformのRoll等の回転に関するピンは0~1で一周する物が多いです。LFOで扱いやすいですね。
最後にまた画面を初期化しRandomSpreadを出します。
まずは以下のようにパラメータをいじってTranslateXに繋げます。Widthが2とは画面全体(-1~1)の事です。
Randomに複製されているのがわかります。それでは選択し、Ctrl+Dで複製しTranslateYに繋げます。
Randomじゃないですね。そうです、Seedを与えていませんもの。
X,Yに異なるSeedに適当に値を入れてやることで、Randomに配置されました。
実際にはLFOのCyclesを使うことが多いです。
アニメーションになりましたがまだあまり面白くないですね。
そこでDamperというこれも非常に重要なノードを使います。これは離散値(とびとびの値)を連続値(なめらかな値)にしてしまうノードです。
なにはともあれ使ってみましょう。
少しそれっぽいですね(笑)
次回はLinearSpreadをもう少し突っ込んで解説していきます。
それでは今回はこの辺で。